M3515●江戸明治和本等>父母状講釈[御遺訓衍義]稀少往来物 セール中

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●江戸明治和本●父母状講釈[御遺訓衍義]【判型】半紙本1冊。原寸縦236粍。【作者】加藤重昌注・序。【年代等】元文2年10月作・序。天保4年6月書。【備考】分類「往来物」紀州藩初代・徳川頼宣(南竜公)が万治3年に著した『父母状』の注釈書。加納大隅守政直家に伝わる『父母状(御教諭)』の伝本に、門人の沢辺九郎右衛門重矩の求めにより加藤重昌が施注した。「父母に孝行に法度を守り、謙り、奢らずして面々の家職を勤め、正直を本とする事、誰も存たる事なれども、弥能相心得候様、常に無油断、下へ教可申聞者也」という『父母状』の全文を冒頭に掲げ、まず、その由来に触れたうえで、8段に区切った本文に詳細な注を施す。例えば冒頭の「父母に孝行」の説明だけで約7丁を費やすように、一言一句の内容を丁寧かつ平易に敷衍するのが特徴。『父母状』は、父を殺した熊野のある男が獄中3年間に『孝経』の講義を聞いて改心し、初めて自らの罪を自覚したという事件から、政教の重要性を痛感した徳川頼宜が領民に示した教訓とされる(これを疑問視する説もある)。本文は父母への孝行・法度遵守・分限・倹約・家督出精・正直の6項を説いた短文だが、長く紀州藩の政教の根本とされ、高札で周知徹底が図られたほか、寺子屋の手習本として普及した。★原装・題簽付・状態概ね良好。稀少往来物。他に所蔵無し(国文学研究資料館DB)。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。商品の情報カテゴリー : 本・音楽・ゲーム > 本 > その他商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 埼玉県

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